Ryuです。
スマートメーターは万が一、個人情報が漏洩した場合、犯罪に使われる可能性が高いと思われるため、導入を拒否している方も実際にいます。
そんな闇(問題)を抱えたスマートメーターについて触れていきます。
スマートメーターとは何か?
従来の電力メーター(電気メーターの中で円盤状のものがクルクル回っているヤツ)との取り替えを進めている新しい電力メーター(デジタル表示)のことをいいます。
従来の電力メーターだとできなかったこととして、30分ごとの電力使用量の計測、データ送受信などの機能を備えており、再生可能エネルギーの導入拡大、利用者への多様なサービス提供などを目的に導入され、2024年度末までに日本全国の一般家庭に普及するべく取替えが進んでいます。
スマートメーターのメリット
個人的意見ですがハッキリ言いますと、一般家庭にとってのメリットというよりは電力会社にとってのメリットが大きいと思います。
1.訪問検針が必要なくなる
2.アンペア変更が遠隔で行われる
3.停電時の復旧が比較的早い
4.電気使用量を把握しやすい
上記4つのよく分からんメリットなんぞよりも、我々庶民にとってはスマートメーターを設置することで以下のメリットが絶対的にほしいんです↓
1.電気料金が安くなる。
これ一択です。
ちなみにスマートメーターは電気料金を見直せると言われてますが、プランによってはそもそもが最安値で見直せない場合もあるようです。。。
なら、確実にスマートメーターを設置することで電気料金が安くなる「確約」がないと興味も何も湧かないワケです。
ましてや個人情報が漏れる可能性もゼロじゃないとなれば。。。
このような理由もあり、従来の電力メーターが取替え時期になり、スマートメーターへ交換しようとしても、それを拒否して従来の電力メーターで継続する方もいるほどです。
なかには従来の電力メーター取替え希望を受け入れずにスマートメーターへ取替えされた!という人の声もあります(詳細についてはわかりませんが)
しかり、いくら従来の電力メーターに拘っても在庫がなくなり次第、「いずれスマートメーターにされる」ということに変わりはありません。
では、ここからスマートメーターのデメリット(問題)について解説していきます。
スマートメーターのデメリット
まず、そもそも論としてスマートメーターというのは非常に優秀であり、「何の家電をいつ、どれぐらい使うのか、起床時間や就寝時間」もグラフで推測できます。
ここで気付いたと思いますが、、スマートメーターを設置してると「その家庭の生活パターン」がほぼ丸見えになるわけです。
個人や家庭の生活リズム情報がダダ漏れになる。
ヤベェー。。。
情報が悪用されるケースとして↓
1.スマートメーターを管理している会社(個人など)が何かしら悪いことを考えた場合、もしくは情報を持ち出して第三者へ漏洩した場合。
2.ハッキング等で情報が盗まれた場合。
生活リズムを詳細に第三者に知られるというのはリスクであり、泥棒に留守の時間帯を教えるようなもの。
これがスマートメーター設置することで起きうる一番のリスク。
問題は他にもある
あと、スマートメーター設置において「電磁波」という問題もあります。
私自身は電子レンジ、IH、電気自動車などが発する電磁波は全く問題ないですが、敏感な人は電子レンジ、IHを使ったり、電気自動車に乗ると頭痛がするということで非常に嫌がります。
こういったこともあり、電磁波がもろに影響ある人はスマートメーターを取り付けたものの、元に戻したり、取り付け拒否する家庭が増えてるようで、この実態については電力会社の方も把握しているようです。
なので今後、スマートメーター普及にあたり、個人情報漏洩の心配、電磁波問題など、柔軟に対応できるようにしないといけないのではないかと思います。
特に電磁波が苦手な方はスマートメーター設置は大問題です。
そこは間違いなく電力提供側が思慮すべき事案です。
ちなみに、マンションなどについては住人が知らないうちに切り替わってる話もあるとのこと。
参考として、スマートメーターへの切り替えに必要な時間は大体30分以内です。
最後にメリットも紹介
今のところ唯一といってもいいくらいのメリットかもしれませんが、スマートメーターの特徴である電力使用の動きが分かることを利用し、別で暮らしている病気の母の生存確認のためにスマートメーターが役だったという話もあります。
生存確認の方法ですが、スマートメーターとスマホと繋いで電気使用量を確認しているそうです。
確かにこの利用方法であれば便利だし助かりますね。
やはり、便利なものとは使う人、使い方次第で良くも悪くもなるということで、まさに原発などもその一例だと思います。